30代大人のアメカジ着こなし|アウトドアミックスで差異を生む


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アメカジジャンルとアウトドアジャンルにはタフさ、機能性、利便性、サイズバランスの調整の仕方などアイテムや着こなしに共通する要素があり相性がグンバツで、難しく考えなくてもスタイリングしやすいのが、30代、40代の着こなしに合っているのが結論。

洋服に詳しい30代(40代もですね)男性にとって今更安すぎるブランドは着たくない(もしくは着れない男性)、ある程度で見栄えがよくて、カジュアルで、お金もそこまでかけれない30代男性にもアメカジとアウトドアをミックスさせた着こなしはしやすい。

大人の30代アメカジ×アウトドアのミックスファッション着こなし

イエローマウンパが映えるモノトーンとビビッドカラーコーデ

イエローマウンパが映えるモノトーンとビビッドカラーコーデ 画像1

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マウンテンパーカー:THE NORTH FACE
ジーンズ:UNIQLO

加減具合が絶妙な色使いに、トップのボリュームとボトムスのスリムシルエットのバランスなど巧み。

『キーン』のユニークサンダルにジーンズとマウンパで

『キーン』のユニークサンダルにジーンズとマウンパで 画像1

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マウンテンパーカー:niko and…
ジーンズ:GU
サンダル:KEEN

ほんのりとアウトドアを漂わせる『キーン』のサンダル使いがいい。トップスとジーンズはともにリーズナブル。

トレッキングスニーカーにスリムデニムとニットでバランス良く

トレッキングスニーカーにスリムデニムとニットでバランス良く 画像1

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ニット:URBAN RESEARCH DOORS
ジーンズ:GU
スニーカー:KEEN
バッグ:MYSTERY RANCH

ニットアイテムはアメカジ、アウトドアでも万能に使える。ルーズなジーンズのサイジングをロールアップで、トレッキングスニーカーでアクティブに。

マウンパ×ベイカーパンツのミリタリーアウトドア

マウンパ×ベイカーパンツのミリタリーアウトドア 画像1

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マウンテンパーカー:Patagonia
パーカー:90’s Champion
ベイカーパンツ:60’s US.ARMY
スニーカー:VANS

ベイカーパンツでアメカジルーツ感を作り、プルオーバータイプのマウンパとキャップでストリート感とアウトドアを中心とした着こなしバランス。

サイズ感でスタイリッシュなアメカジ

サイズ感でスタイリッシュなアメカジ 画像1

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アウター:JOURNAL STANDARD relume
ジーンズ:LEVI’S VINTAGE CLOTHING
シューズ:Clarks

『リーバイス』の復刻ヴィンテージデニムにデザートブーツをあわせて下半身をアメカジ感強めにコーディネート。

ミリタリーディティールのコートはベージュを選んで男臭すぎない雰囲気に仕上げている大人のアメカジ。

タイトフィットのライダースと黒パーカーで男らしく

タイトフィットのライダースと黒パーカーで男らしく 画像1

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ライダースジャケット:nano・universe
パーカー:UNIQLO
ベイカーパンツ:orSlow
スニーカー:VANS

アメカジとストリートを強めにミックスさせた着こなしで、アウトドアはほぼ入っていません。アウトドアテイストのウェアとミックスさせやすいサイズバランスなので、ニュアンスはつかみやすい。

バスクシャツ×クライミングパンツは超使える定番

バスクシャツ×クライミングパンツは超使える定番 画像1

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バスクシャツ:ORCIVAL
クライミングパンツ:GRAMICCI
スニーカー:new balance

アメカジとアウトドアジャンルを横断する着こなしの定番となっている組み合わせ。ワークウェアのルーツとアウトドアクライミングスポーツのルーツがガッチリとハマりますし、誰にでも取り入れやすく、似合いやすいの一石二鳥です。

ボーダーバスク×フリースベストでナチュラルアウトドア

ボーダーバスク×フリースベストでナチュラルアウトドア 画像1

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フリースベスト:Patagonia
バスクシャツ:SAINT JAMES
パンツ:UNIQLO
スニーカー:VANS

アメカジ感はツイルパンツとルーズなサイジングで、アウトドア感はフリースベストで。2つをつなぐブリッジ的な役割であるボーダーバスクシャツが効いている。

アメカジとアウトドア要素を入れやすいフリースジャケットを主役に

アメカジとアウトドア要素を入れやすいフリースジャケットを主役に 画像1

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フリースジャケット:THE NORTH FACE
Tシャツ:Engineered Garments
スニーカー:KEEN

ヴィンテージ感のあるアイテム中心でアメカジとアウトドアを上手になじませた着こなし。体型に左右されにくいので、自分のサイズよりもちょっとゆとりのあるアイテムでまとめるのもいい。

フィット感重視のアメカジコーデにフリースでアウトドア感をミックス

フィット感重視のアメカジコーデにフリースでアウトドア感をミックス 画像1

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フリースベスト:Patagonia
シャツ:Wrangler
ジーンズ:MONKEY TIME
スニーカー:new balance

アイスブルーのスリムジーンズのロールアップで軽い足元が今どきの大人アメカジらしい雰囲気。レイヤードさせたチェックシャツとフリースベストのサイジングもグッドです。

30代、40代男性でも着こなしやすいアメカジ×アウトドアのファッションブランド

やっぱり強い!『パタゴニア』

ブランド知名度、アウトドアフィールドとファッションをつなぐデザイン性などトップクラスのアウトドアブランド。若いメンズにも価値が伝わり人気なことから、昔から知っている30代、40代の方にとっては着づらくなる方も一定数います。

だけど、モノがいいぶん、持っている方は使っていきたいところ。あまり若い人の目を気にしなくてもいいかなと。同じ知名度、人気度、クオリティー、製品の流通量を考慮すると『ノースフェイス』、『コロンビア』ですね。

洋服の本質と強さはブレない。『エンジニアドガーメンツ』

ヴィンテージのワーク、ミリタリーウェアのディティールを熟知し、シルエットや素材、生地を新たに分解、再構築し、洋服の本質、ブレないファッションウェアを展開する『エンジニアドガーメンツ』は洋服好きから熱烈な支持を受けるブランド。

『ネペンテス』関連の話は割愛させていただきます(長い)。

新たなスタンダードボトムスを生んだ『グラミチ』

ジーンズに変わる!とまでは言い過ぎですのでここらへんで。しかし、クライミングパンツの定番化はもうそこに迫っている。ファッションブランド、セレクトショップが『グラミチ』別注パンツを行うことが人気の裏返しでございます。

ダサい子供の服じゃないんだよ。『ディッキーズ』

ダサい子供の服じゃないんだよ。『ディッキーズ』 画像1
ダサい子供の服じゃないんだよ。『ディッキーズ』 画像2

ライブに来ていくユニフォーム的なハーフパンツの穿き方、コーデ、マナーなどでダサい、子供の悪いイメージが広がってしまっている部分もありますが、それはあくまで一部。

世の中にワークパンツはコレだ!というアイテムを送り出し、多くのスケーター、ハードコアミュージシャンが愛用してきた実績もあるのが『ディッキーズ』。

どうしても穿きづらいという方は、写真のようにセレクトショップ別注のパンツアイテムだとファッショナブルに着こなしやすいでしょう。

nano・universe
Dickies:別注アンクルスキニーパンツ

メンズのバスクシャツブランドはこっちかな。『オーシバル』

同じフランスのバスクシャツブランドの『セントジェームス』と双璧になっているのが『オーシバル』。もう1つに『ルミノア』がありますが、レディースのほうが力を入れていて人気ですね。

バスクシャツがほしいけど、もうちょっと安いモノがいいという方には、代替するブランドに『無印良品』などがあります。

アウトドアテイストのセレクト。『アーバンリサーチドアーズ』

アウトドアテイストのセレクト。『アーバンリサーチドアーズ』 画像1
セレクトショップの『アーバンリサーチ』が展開するオリジナルラインの1つで、アーバンアウトドアテイストなら『ドアーズ』。ジム・モリソンじゃないですよ。

サイズ的にも比較的タイトすぎないフィッティングバランスになっているアイテムが多く、程よいワークテイスト、ミリタリーテイスト、トラッドテイストにアウトドア感をミックスしているのが特徴。

URBAN RESEARCH DOORS
DANTON×DOORS 別注ダウンベスト

クラシカルで新しさを入れてくれるセレクト。『ジャーナルスタンダード』

クラシカルで新しさを入れてくれるセレクト。『ジャーナルスタンダード』 画像1
わかりやすいアメカジとアウトドアではありませんが、ミックスコーデが得意な方は、周りと差異を生んだスポーツとストリートも加えたコーデがしやすいアイテムが手に入りやすい『ジャーナルスタンダード』。

もちろん、シーズンにより展開するスタイルとアイテムにテーマがありますが、30代、40代でアメカジルーツが強めの男性は好きなアイテムが見つかりやすいかなぁと。

JOURNAL STANDARD
【LASKA】 GROSGRAIN マウンテンパーカー

ベーシックなワーク、アウトドアミックスにコスパ高のウェアが揃う『grn』

アウトドアラインも積極的に行い、アウトドアだけに「新たなフィールド」へと進んでいる『ジーアールエヌ』。デイリーユースに着たいアイテムがリーズナブルな価格で手に入り、程度がわかり、ないものねだりをしないメンズなら納得のいくファッションウェアを展開しています。

雑誌『ゴーアウト』で掲載された「ロクヨンクロスダウンパーカ」はコスパ抜群の名作的ウェアとなりそう(なるとは言っていない)。

grn
雑誌掲載 「GO OUT」60/40クロス ダウンパーカー 全3色

30代男性の大人アメカジにアウトドアをミックスする理由

カジュアルファッションのルーツ。30代、40代男性にアメカジ×アウトドアがいい理由 画像1

実体験、元古着を経営し飲食に転身した経営者、元コレクションブランドのスタッフで農業の跡継ぎなどの友人の着こなしや意見も含めて書いていますが、過去に洋服関係じゃなく、会社員の方でも向いている理由があります。

理由1。トラッドファッションよりも真似しやすい、馴染みやすい

トラッドファッションは大まかに2つあり、スーツの着こなしを源流としたブリティッシュトラッド。もう1つは、ブリティッシュトラッドをカジュアルに噛み砕いたアメリカントラッド(アイビー、プレッピーもカテゴリーの中の1つ)。

一見、トラッドファッションのほうが小奇麗で楽ちんかと思われるかもしれませんが、トラッドファッションはアイテムの質が悪いと途端にダサいコンサバチックになりやすく、センスも思った以上に必要になってきます。

求めるカッコいい度合いはひとそれぞれですが、アメカジとアウトドアよりもハードルは高め。

理由2。スリム体型、中肉中背、太めなど体型に左右されにくい

もう1つ、アメカジとアウトドアは体型をそれほど気にしなくてもサマになりやすいことが挙げられます。トラッドファッションを引き合いに出すと、アイテムの質はもちろんなのですが、トラッドファッションはほぼ体型がシュッとしていないとカッコよくなりづらい。

センスがよく、おしゃれだと評判である『YMO』のドラム担当の高橋ユキヒロさん(世間一般的に有名なライディーンを作曲)のファッションスタイルはトラッド。スリム体型だからこそ、似合う紳士なファッション。

アメカジとアウトドアはファッション面において、タフさ、男らしさ、アクティブなどのジャンル属性があり、体型の影響をそこまできにしなくてもいいのがメリット。

理由3。高級ブランドに頼らないでもデザイン、色、サイズでコーデしやすい

ミリタリー、ワークの洋服のルーツにあるアメカジ。そのアメカジは日本のファッションの歴史、流通において大きく影響し、ビジネス面と文化面でも深く根付いています。

ある程度のアメカジ文脈に沿ったサイズ感、アイテム使い、色使いで簡単にコーデしやすく、アイテム自体も安価なブランド、もしくはレギュラーと呼ばれる古着でも着こなしができます。芸能人で言えば、ダウンタウンの浜田さん、さまぁ~ずのお二方、ヴィンテージ系なら所ジョージさんですね。

アウトドアファッションにおいても、リーズナブルで機能的なウェアは手に入りやすく、ファストファッション系のブランドでもアウトドアライクな着こなしはしやすい。筆頭はマウンテンパーカー、クライミングパンツですね。

▽基本的なマウンパのサイズ感について:

▽アメカジ関連コンテンツ:

▽アウトドア関連コンテンツ:

▽アウトドアテイストが好きならスポーツテイストも自然と馴染む:

Thumbnail by:MAGASEEK:『ナノ・ユニバース』Dickies:別注アンクルスキニーパンツ

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