30代メンズファッション|4つの定番カジュアルコーデでセンスよく

30代のメンズファッションは、20代のメンズファッションと基本は変わりませんが、年齢と経験を重ね、男性としての充実した中身と雰囲気がファッションコーディネートに現れてきます。

30代 メンズファッション アウトドアコーディネート 画像1
ファッション文脈と背景があるトラッド、アメカジ、スポーツ、アウトドアの4つの定番を軸にすることで、高価なアイテムじゃなくリーズナブルなアイテムでもコーディネートしやすい。

30代のメンズファッション:トラッド

30代社会人のメンズファッション:トラッド 画像1
URBAN RESEARCH DOORS
スプリングコート

比率的には3割とかなり多いと思われますし、一般的かなとスーツで仕事をする方に多い印象です。俗に言う「きれいめカジュアル」や「大人カジュアル」という言葉でも言い表せますし、少し古い言葉なら「コンサバ」テイストもジャンル的には含まれます。

アイビー、プレッピーという分かりやすいトラッドスタイルというよりも、よりカジュアルに、スポーティな素材を使用したアイテム中心で、上品に着こなす。それが今のトラッドが多いかなと思います。洗練されつつもどこかヌケ感のあるファッションスタイルを指しますね。

イメージしやすいのは、セレクトショップ全般。

▽ガタイがいい男性がテーマになっていますが、もちろん普通体型、細身体型の男性もトラッドファッションは万能:

30代メンズファッション:アメカジ

30代社会人のメンズファッション:アメカジ 画像1
DANTON×SHIPS JET BLUE
別注 ノーカラージャケット

アイテム自体は、アメカジベース(ワーク、ミリタリーも含む)がカジュアルなメンズファッションの基本ですが、着こなしニュアンス、生地感、質感、サイジングなど”アメカジ色”が出ているファッション自体は2割くらいかな?と。

今日では、機能素材の台頭とシルエットの流れで、スポーティで重厚感がなく、軽やかなアメカジが主流です。

多くの海外ブランド、ドメスティックブランドやセレクトショップも、ちょっとニュアンスを入れている程度の着こなし提案やアイテムが多いですね。

▽気温に対しての内容ですが、ナチュラルなカジュアルコーデはアメカジが根本にあり、現代はトレンドに合わせてテイストが弱めになっています:

30代メンズファッション:アウトドア・スポーツ

アウトドア・スポーツファッションの比率は3割程度くらい。ただ今後、アウトドア×スポーツは大きな主流になっていく雰囲気はあります。

アメカジと同様に着こなしニュアンスを取り入れる感覚はかなり近い。現に、アウトドアとアメカジというのはセットになっていることも多く、一概に1つのスタイル!ということは、少なく、上手にほんのりミックスするというのが、多くのメンズのコーディネート方法です。

街着的、タウンユースで言えば、アウトドア!というよりも、アウトドア的ミックスファッション!ですね。

▽アウトドアを軸にミックス感がいいコーディネート:

▽アウター、羽織モノなど着回しが楽しい23度のアウトドアコーデ中心と定番アイテムのクライミングパンツ。サムネイルの画像が似ているのは、『アーバンリサーチ』関連の別注グラミチのパンツを選んだから:

30代メンズファッション:きれいめカジュアル・大人カジュアル(総合的)

30代社会人のメンズファッション:きれいめストリート 画像1
nano・universe
究極の洗えるニット ハイゲージクルーネックボーダー

きれいめカジュアル・大人カジュアルと呼ばれるイメージは人ぞれぞれでありますけども、大きな主流。比率でいえば3.5あたりです。着こなしイメージはトレンド感のある洋服に、トラッド、アメカジ、アウトドアなどを少しづつミックスしたような感じです。

多くのメディアでも登場しやすいファッションスタイルであり、無難や定番と呼ばれるアイテム中心で、無地で構成されたファッションスタイルをイメージする方が多いと思います。

▽関連。コーディネートイメージはつかみやすいと思います:

30代メンズファッションは『〜的』着こなしをしよう

nano・universe
タイプライターフードZIPブルゾン 画像1
nano・universe
タイプライターフードZIPブルゾン

ごちゃ混ぜとか、コレ一本!という着こなしもいいですが、自分のベースにあるファッションスタイルにちょっと取り入れる『〜的』が、スタイリングにアクセントをつけやすく、簡単です。

変に頑張る必要もない、高いお金を使う必要もない、無理に今までの自分のファッションを変える必要もないので、30代なのに落ち着きがないなんてことも思われることもないでしょうから、デメリットはありません。ちょっとがポイントです。

ちょっとポイントついでに、気をつけることは、ゴチャゴチャしたコーデは極力避けて、ミニマルな着こなしのほうが30代の社会人らしい大人がするカジュアルなファッションになります。

▽関連:

30代前半・後半のメンズファッションコーデ

30代前半でも後半でも選ぶファッションアイテム自体に大きな差(限度はありますが)はなく、あくまでも肩肘張らずに「こんなもんでイイよね?」くらいでちょうどいい。

色のトーンと質感で統一感を

色のトーンと質感で統一感を 画像1

via:WEAR

黒のジャケットと短パンに白のインナーでメリハリをしっかりと。股上レングスのショーツのサイジングが上手で、スッキリとさせていますので、スニーカーの色ハズシも活きてきます。

テーラードジャケット:CIAOPANIC TYPY
ショートパンツ:DANTON

ワイドパンツをロールアップで軽やかに

ワイドパンツをロールアップで軽やかに 画像1

via:WEAR

髪型とチノパンのサイズ感とロールアップが決め手。全体バランスが整っていて、自分の体型を分かっている方ならではのコーディネート。

Tシャツ:UNIQLO
チノパンツ:FRENCHARMY
スニーカー:PATRICK

抜群のサイズ感で着こなす上品なアメカジがイイです

上品なアメカジがイイです 画像1

via:WEAR

アイスブルーのジーンズの色落ちは似合う似合わないがハッキリしますから、濃いインディゴで代替可能。
スウェットと腕まくりしたシャツでいい感じのラフ感を加えて、ボトムスのレングスはハイカットに合わせてスッキリと。

スウェット:LOOPWHEELER
シャツ:BEAMS PLUS
デニムパンツ:WAREHOUSE
スニーカー:CONVERSE

いいサイジングの白シャツは積極的に羽織りたい

いいサイジングの白シャツは積極的に羽織りたい 画像1

via:WEAR

年齢を重ねたこともあり、シャツアイテムの着こなしにグッと深みが出てきますので、無地の白シャツは自分の雰囲気を引き出しやすいトップス。定番アイテムが主役になります。

シャツ、スラックス:MAKAVELIC

カジュアル感が強いリネンアイテムは、スラックスライクでバランスを

カジュアル感が強いリネンアイテムは、スラックスライクでバランスを 画像1

via:WEAR

夏に活躍する涼しいリネンシャツはスラックスライクなボトムスで大人の雰囲気に。サンダルと白のインナーで清涼感はそのまま。

シャツ、パンツ:URBAN RESEARCH DOORS

アーバンアウトドアカジュアル

アーバンアウトドアカジュアル 画像1

via:WEAR

ワイドシルエットのチノパンツに、コンパクトサイズのナイロンアウターとトレッキングシューズでアウトドアをちょいミックス。やりすぎず、シンプルでこのくらいが普段の街コーデに使いやすい。

ジャケット:HELLY HANSEN
パンツ:MANASTASH
スニーカー:KEEN

改めて。30代ファッションは、20代前半に大きく影響を受けたファッションが軸になりやすい

改めて。30代ファッションは、20代前半に大きく影響を受けたファッションが軸になりやすい 画像1
JOURNAL STANDARD
【Begin5月号掲載】【EVALET】ストレッチウォッシャブル2Bジャケット

言葉は悪いですが、いつもトレンドと呼ばれる流行の洋服ばかり着ていた方は、30代になっても優先順位がトレンドという選び方は多いでしょう(1つのファッションスタイルばかりも同様)。

反対に、自分の軸が20代前半のうちに1つ決まっていて、そこからミックスするような着こなしを確立していると、30代以上になってからファッションスタイルの着こなしにより幅が広がったり、違うスタイルなんだけどベースが同じなので、センスの良さは健在するニュアンス。

そして、30代(20代後半から傾向は出てきますが)以上になってくると、洋服の数に頼る必要がないことも感覚的に分かってくることが多い。これも数よりも質に転じてくる現れと言えます。

高価なモノと安価なモノの使い分けが上手になる

安いブランドでも良いものを見分ける審美眼が育っている

色んなアイテムを20代の頃よりは見てきていますので、感覚的にある程度は目星がつくようになっているはずです。そして20代の頃とは違う顔つきと雰囲気になっていますから、20代の頃は似合わなかったアイテムやブランドでも似合うようになっているなんてことも増えてくるはず。

抵抗があったハイブランドアイテムも着こなしやすくなる

もちろん、若い20代のうちからでもガンガンハイブランドを着ていたメンズも多いですが、抵抗があったメンズも多いという2極化もありますから、一応書いておきます。

ハイブランドを着てきてなくても20代のうちに基本がある程度身についている方は、ハイブランドアイテムを少し取り入れるなどすると、洋服の着こなし雰囲気がガラッと変わります。
全てのブランドとアイテムではありませんが、良い素材で作った生地が持つアイテムはカッコイイオーラを持っているモノ。

▽合わせて読みたい:

▽スタイル重視もイイですが、気温重視も大事

Thumbnail by:MAGASEEK:nano・universe タイプライターフードZIPブルゾン

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