キレイめコーデ、大人のカジュアルコーデのエース的存在といっても過言ではないオックスフォードシャツ。オックスフォードクロスを使用していることで名前がついています。
白シャツはホワイトシャツを略した言葉で、オックスフォードシャツを指すわけではない。
普段着コーデには番手が太いオックスフォードの生地感がイチオシ
番手が太いオックスフォードシャツは、”飾らない、だけどクリーン”なコーデにしやすく、ドレスシャツのような気遣いも必要がありません。当たり前、定番、オーソドックス、ベーシックな着こなしだけど、必要以上に足す必要もなく、引く必要もないトップスウェア。
スニーカーで例えると、なんにでも合うの代名詞である『アディダス』のスタンスミスのように。
タテ・ヨコ共に綿の糸を2本ずつ引き揃えた平織りした生地で仕立てられたオックスフォードシャツは、太い番手だとカジュアル、スポーツ、ワークウェアなどに向いていて、細い番手だと、光沢があり滑らかになるのでフォーマルな着こなしに向いています。
番手が太く丈夫なオックスフォードシャツは、カジュアルな着こなしが前提なので、アイロンがけも必要なく、ナチュラルなシワによる立体感や生地の経年変化も楽しめる生地のシャツでもあります。
ヘビロテもさることながら、ジャンルミックスがしやすい
番手が太いオックスフォードシャツは、キレイめコーデはもちろん、ストリート、アウトドア、ワーク、スポーツ、春夏のマリンファッションなど、スタイルミックス、ジャンルミックスがしやすい万能トップスウェア。
ファッションスタイルを決定的に定めるトップスウェアじゃないので、どんなスタイルにも寄り添うように馴染んでくれる。
白のオックスフォードシャツが似合わない人はほぼいない
なんかイマイチな感じはあるかもしれませんが、極端に似合わないということはないのが、白のオックスフォードシャツ。白の無地Tシャツと同じように、一枚は持っておきたいシャツアイテムです。
コーディネートに困った時、またはちょっと物足りないなんて時に頼りになるのも白のオックスフォードシャツ。
オックスフォードシャツのおすすめの色
色の他に、ストライプ柄、チェック柄などもあります。汎用性の高さで選ぶなら、白、ネイビー、ブルー系の3つが普段着に使いやすい。
万能な白のオックスフォードシャツ
イメージチェンジにブルー、ネイビー系のオックスフォードシャツ
オックスフォードシャツのオススメの襟
ボタンダウン
ポロ競技で襟がバタつくのを留めるために作られたのがボタンダウン。背景からもアクティブというか、利便性に基づいたディティールなので、カジュアル要素が強い。厚手のボタンダウンオックスフォードシャツは、Tシャツのようにカジュアルな感覚で使えます。
レギュラーカラー
レギュラーカラーはビジネススタイルに使われるシャツの定番とも言える襟の形。ピシッとした印象を与える襟の形ですが、シャツ自体の素材感で印象が変わるので、番手が太いオックスフォードシャツなら、ボタンダウンと変わらない感覚で羽織れます。
バンドカラー・スタンドカラー
ボタンダウンシャツとレギュラーカラーシャツに比べて、首元がスッキリとしていて、カジュアル色が強くなる襟の形。ボタンダウンと並ぶくらいカジュアルコーデに使われる襟の形として定番となっています。
シャツの雰囲気は持っているけど、テーラードな空気感が弱めで、アウトドアライクな着こなしにも使いやすい襟の形。
メンズオックスフォードシャツコーデ【ショップ】
オックスフォードシャツとメガネで品よく
ベージュクロップドパンツとオックスフォードシャツを組み合わせてグッと大人っぽく。レザーシューズ、スニーカー、サンダルの合わせ方でその時の雰囲気を変えることもできます。
青系×白のスニーカーコンビコーデ
ライトブルーオックスフォードシャツとインディゴスリムデニムパンツのオーソドックスな着こなし。コンパクトにまとめたサイズ感さえあれば、十分ですが。帽子や小物、スニーカーで自分らしさを出すのもいい。
インナーでスポーツテイストをミックス
厳密に言えば、オックスフォード生地ではありませんが、ピケ織りで作った素材感と生地感は番手の太いオックスフォードのような雰囲気も持っています。
コンパクトサイズのオックスフォードシャツではなく、ルーズフィットのオックスフォードシャツをチョイスして、ストリート感を出したコーデ。
コットンリネン ピケシャツ
モノトーン×スポーツミックス
スリムリブパンツとスリッポンで下半身はスポーツ要素が強いアイテム。トップスにざらつき感のあるオックスフォードシャツを羽織ることで、ありがちなスポーツミックススタイルを差別化。
BASIC OXFORD B.D SHIRT
オックスフォードシャツ×カラーツイルショーツ
7分丈のオックスフォードシャツのボタンを留めずに、ツイルっぽいショートパンツを合わせてリゾート感を。このままタウンユースコーディネートとしても使える夏のシンプルコーデ。
7分丈ロールアップコーデ
夏シーズンに活躍するエスパドリーユとオックスフォードシャツの7分丈ロールアップで。ネイビーの靴とベージュのショーツの組み合わせも、白のオックスフォードシャツで、全体をきれいにまとめている着こなし。
▽合わせて読みたい：
オックスフォードシャツはアメリカントラッドの代表的なトップスウェア
書いていて矛盾することですが、オックスフォードシャツ(ボタンダウン)はアメリカントラッドに欠かせないアイテム。先程、カジュアル前提と書きましたが、生地の厚み、肉厚感、ボックスプリーツ、色など細かいディティールによっては、トラッドスタイルに徹したほうがいいこともあります。
ただ、現在では「トラッドに囚われすぎないでもいい」というのが結論。あくまでもドレス向きのオックスフォード生地なのか？カジュアル向きのオックスフォード生地なのか判断することが大事です。
オックスフォードシャツは透けるのか？
生地の厚さにもよります。ただ、リネンシャツほどは透けないので、そこまで気にすることもないかなと思います。どうしても、透ける感じが気になる方は、以前にリネンシャツと合わせるインナーの色を書いていますので、参考までに。
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