パンツ選び、サイズ感も含めた穿き方がよければ、メンズの着こなしは80%できていると言っても過言ではない。そんな夏コーデをボトムス別に紹介。パンツのサイジングに注目です。
【2018】夏コーデは裾丈とシルエットで魅せるパンツ使いがキモ
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夏コーデの主役はパンツアイテム
秋冬みたいにアウターでなんとかごまかせる材料がないのが、夏コーデ。主役はTシャツ、カットソー、シャツなどじゃなく、パンツ選びと穿き方です。物事の例えに、クリスマスツリーがあり、飾りや葉物はトップスや小物を指します。根本である、鉢と木の幹がないと活かすことが出来ない例えです。
鉢と木の幹を指すのがパンツアイテムですね。では、パンツアイテムがいいと何がメリットなのか箇条書きにします。
その1。パンツ選び、穿き方がよければ靴選びもついてくる
その2。パンツ選び、穿き方がよければトップス選びもついてくる
その3。パンツ選び、穿き方がよければ小物使いもついてくる
です。
太ももはバタつかず、膝から足首にかけて適度なゆとりを持たせるパンツ選びがキーポイント。夏コーデ2018年のまとめ的になりますが、年ごとのトレンドを上手く消化しながら、着こなしのセンス、普遍的と感じる着こなしがテーマです。
夏コーデメンズ【2018】:デニムパンツ・ジーンズ
淡い色落ちのインディゴが季節的に合いやすい。だけども、自分の好みでいいです。
ダメージジーンズを黒(クロ)アイテムでクリーンにスタイリング
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ジーンズ:KURO
サンダル:mont-bell
ダメージジーンズ(ストレッチ入っていない生地感)の穿き方がとても上手い。ブラックの7分袖の無地ゆるカットソーに、ビーサン感覚で履ける『モンベル』のソックオンサンダルもミニマルな感じを強くさせています。
無骨さとスッキリさせたシルエット、サイジングが混在
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ジーンズ:BEAMS
スニーカー:VANS
この方らしさがある、サイジングがとてもいい。ジーンズの質感、キツすぎないサイジングもグッド。
コンパクトにまとめながらもリラックス感十分
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キャップ:NEW ERA
トップス、キャップで効果的に黒を使いながら、『グラミチ』のデニムクライミングパンツをロールアップでゆとりのあるサイジング。
夏コーデメンズ【2018】:クライミングパンツ
クライミングパンツの生地感に注目です。素材混紡をさせたスラックスライクなモノ、スポーツテイストが強い生地感のパンツもリリースされています。代表的なのはコットン素材のツイル生地。
グレーのツイル生地パンツがカッコいい着こなし
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クライミングパンツ:GRAMICCI
スニーカー:VANS
グレーのツイルパンツをロールアップし、デッキシューズデザインの『バンズ』で足元は軽く。人気シリーズのコラボパンツを生地が程よく厚めにアップデートされたモノをコーデされています。
太すぎないちょいワイドシルエットが旬
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クライミングパンツ:GRAMICCI
太すぎるワイドパンツじゃなく、体型、雰囲気を理解した着こなしは、さすがプロ。アイテムの特徴を掴んで、よく魅せるテクニックバランス。
穿き込んだ雰囲気のパンツがいいリゾート感ある着こなし
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クライミングパンツ:GRAMICCI
サンダル:SHAKA
リゾート地(キューバ)で愛される4ポケットのキューバシャツと『シャカ』のサンダルに、クライミングパンツを合わせて都会らしいアーバンアウトドアコーデ。
夏コーデメンズ【2018】:ショートパンツ・短パン
夏コーデの主力であるショートパンツ・短パン。人気なのは『グラミチ』『パタゴニア』『ディッキーズ』などのブランド。今回、選出したのは『グラミチ』ばっかり(たまたま)。
タウンユースアウトドアファッションの1つの基本形
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ショートパンツ:GRAMICCI 別注
スポーツ、ワーク、マリン、アウトドアが見事に噛み合った着こなし。足し算のように見えるようで見えない、引き算具合が素晴らしい。
カジュアルスポーツ×アウトドア
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ショートパンツ:GRAMICCI
バッグ:GREGORY
サンダル:KEEN
グレーの色合いとコンパクト感がナイスなショートパンツコーデ。夏らしい色合いのTシャツも季節感があっていい。
モノトーンとアースカラーで魅せる
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ショートパンツ:GRAMICCI
スニーカー:adidas
グレーと黒の印象が残るモノトーンにカーキブラウンのショートパンツでミニマルに。太もも周りのシルエットがキレイです。
夏コーデメンズ【2018】:イージーパンツ
ベルト部分にゴム、さらにドローコードを機能に入れて、ジャージ生地を使ったモノがスポーティなモノから、チノ、ツイル、ウール素材を使ったスラックスライクなモノまで登場。
リラックスリゾート感をスラックスでピシッと
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リネンっぽい素材感の開襟(オープンカラーシャツ)にスラックスの組み合わせで大人のリゾートスタイル。開襟シャツは体型がある程度いい男性や男臭い風貌の人向けかなと思っていますけども、若い男性にも人気。
ミニマルなテーパードシルエットパンツをストリートに
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存在感を感じさせないパンツに、『バンズ』のオールドスクール、プリントTシャツ、キャップで大人ストリートな着こなし。
ワンサイズ上げたようなパンツシルエット
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サンダル:SHAKA
元々の作りかもしれませんけども、ルーズ具合がいいパンツシルエットです。着丈が少し長めのTシャツとも相性良し。
夏コーデメンズ【2018】:チノパン・ツイルパンツ
春夏用に涼しく、履き心地を改良したデザインが多く登場し、昔より夏に穿きやすくなったと思います。ショートパンツ、短パンの定番生地としてチノとツイルは使われます。ちなみにチノとツイルは綾織のことで厳密には同じではありますが、アイテムニュアンスで使い分けされます。
紙一重なパンツサイジングとロールアップ
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ダサいのか?カッコいいのか?そんな紙一重のサイジング。いい感じにだらしなさが出ていていいなぁと。Tシャツのサイジングが上手いからでしょう。
ちょい緩めの上手なテーパードパンツサイジング
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パンツ:FREAK’S STORE
サンダル:KEEN
自分の身長とパンツシルエットを活かした穿き方が上手い。足元周りもロールアップで軽めで旬な雰囲気も十分。
好みはかなり分かれます
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パンツ:AURALEE
ファッション業界の人!ならではの雰囲気とアイテム選びの着こなし。ゆるいんだけどだらしなさがない、トップスとパンツのサイジングはさすが。
【2018】夏コーデがいいからこそ、秋冬コーデも良くなる(大体)
【WEB限定】Dickies/∴別注アンクルスキニーパンツ
ベースとなるパンツ選び、穿き方ができているからこそ、引き続き秋冬のコーディネートも楽しく、かっこよくスタイリングできるでしょう(たぶん)。
Thumbnail by:MAGASEEK:『ナノ・ユニバース』【WEB限定】Dickies/∴別注アンクルスキニーパンツ