ベイカーパンツコーデ【メンズ】洒脱な抜け感が大人着こなしにマッチ


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今日の、頑張りすぎず、肩の力が抜けたコーデにマッチするベイカーパンツは、注目株のボトムスアイテム。ミリタリーテイストのカーキ系が多いカーゴパンツとの違い、選び方、穿き方、コーデのコツ、ヘビロテ候補のおすすめブランドベイカーパンツアイテムを紹介。

ジーンズ、クライミングパンツ、チノパンツに飽きたメンズにこそ、ベイカーパンツを穿いてほしいですね。

ベイカーパンツとは?ミリタリーなカーゴパンツとの違い

ベイカーパンツはミリタリーをちょっと削ぎ落としたワークテイストデザイン

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ベイカーパンツは、パン職人(ベーカリー)からの名前が語源、由来が強い。フロントにはL字型の大きなパッチポケット、バックポケットにはフラップ付きのディティールが一般的なデザイン。カーキ、オリーブ、ベージュあたりの色が多い。

カーゴパンツに比べると、太もものサイドポケットがないので、スッキリとしたシンプルな印象を残すワークパンツですね。

元々は、US-Armyのファティーグパンツと本来呼ばれていたもの。一般の作業着として穿かれていたファティーグパンツが、パン職人が穿いていたことで、定着したのではないかと思われます。ヴィンテージに詳しい方は40年代〜70年代モノのウンチクが、山ほど出てくるのではないでしょうか。

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カーゴパンツは、御存知の方も多いかと思いますが、通称”軍パン”と呼ばれる6ポケットタイプのワークパンツ。色はカーキ色が一番多く、ファッションブランドのアレンジによって、シルエットもタイトなデザインにブラッシュアップされているモノも多く登場しています。

ルーズすぎない絶妙なワイドシルエット

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ベイカーパンツの多くは、股上が深めになっていて、裾はバタつかない絞ってるテーパードシルエットが主流。『グラミチ』などのクライミングパンツと『ディッキーズ』の定番モデルである874を足して2で割ったようなシルエット。

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ワイドシルエット(ワイドらしいワイドは、メンズよりもレディースに多い)だけど、太すぎない、ルーズすぎない、程よくタイトになっているベイカーパンツがコーディネートしやすい。

ワークパンツらしく、デニムパンツ、ツイルパンツ、チノパンツと変わらない

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コーディネートの感覚では、ツイルパンツとチノパンツと大差はありません。選び方、コーデポイントも、「素材感」、「シルエット」、「レングスの長さ」など基本は同じです。

男らしさが強いカーゴパンツよりもスッキリしているシルエットなので、無骨感も弱めなことから、シンプルなカジュアルコーデがしやすいのもデニムパンツなどと共通です。

▽関連:

抜け感とこなれ感。ベイカーパンツメンズコーデ

ベイカーパンツをおしゃれにコーデするコツは、余計な足し算をしないこと。ベイカーパンツの良さであるラフ感が、ごちゃごちゃしてしまうと消えてしまうからです。

オーソドックスだけど抜群のサイズ感でベイカーパンツを着こなす

オーソドックスだけど抜群のサイズ感でベイカーパンツを着こなす 画像1

via:WEAR

グレーパーカーとワイドシルエットのベイカーパンツでAラインバランス。アンクル丈と控えめな黒のキャップもいいスパイス。ミニマル感もあってオシャレですね。

パーカー:Curly
ベイカーパンツ:BEAMS
スニーカー:PATRICK

ボーダーTシャツ×カーキベイカーパンツでミリタリーマリン

ボーダーTシャツ×カーキベイカーパンツでミリタリーマリン 画像1

via:WEAR

ネイビーボーダーに、カーキベイカーパンツはロールアップで夏らしく。縦の印象が残るシルエットの作り方が上手い。

Tシャツ:FREAK’S STORE
ベイカーパンツ:GRAMICCI×DOORS
スニーカー:PUMA

キューバシャツ×ベイカーパンツのリラックスした着こなし

キューバシャツ×ベイカーパンツのリラックスした着こなし 画像1

via:WEAR

ベイカーパンツは『アーバンリサーチ』が『ガンホー』に別注したモデル。夏らしいキューバシャツとサボサンダルデザインのシューズでヌケ感十分。

シャツ:URBAN RESEARCH
ベイカーパンツ:GUNG HO
サンダル:OKABASHI

ポロシャツで上品さとスポーツテイストをMIX

ポロシャツで上品さとスポーツテイストをMIX 画像1

via:WEAR

ベイカーパンツのトップスにポロシャツをチョイスして、ヘリテージ感のある雰囲気に上品なスポーツ感が加わった着こなし。羽織モノシャツ、Tシャツのレイヤードに飽きたメンズに。

ポロシャツ:SCYE BASICS
ベイカーパンツ:PATRICK

トラッド×ワークのミックスコーデ

トラッド×ワークのミックスコーデ 画像1

via:WEAR

ワークテイストのシャツとベイカーパンツにローファーで上品な雰囲気をミックス。丈感でトラッドテイストも加えているのもいい。

シャツ:WACKO MARIA
ベイカーパンツ:URBAN RESEARCH DOORS

抜け感とミニマル

抜け感とミニマル 画像1

via:WEAR

最小限の小物使いとアイテム使いが上手。細身体型を活かしたベイカーパンツのルーズ加減など、サイズバランスがグッド。

Tシャツ:METAPHORE
ベイカーパンツ:Schott

マリン感とワークをストリートテイストに

マリン感とワーク 画像1

via:WEAR

ブルー系のボーダーじゃなく、黒と白のボーダーで弱めのマリン感にワークなベイカーパンツ、『バンズ』のオールドスクールスニーカーでストリート感もプラス。

カットソー:URBAN RESEARCH

土臭さを残した雰囲気をサイジングでこなれ感を

土臭さを残した雰囲気をサイジングでこなれ感を 画像1

via:WEAR

少し野暮ったさとも捉えられる土臭さがいい。アイテムの素材感とサイジングで上手に力が抜けている着こなしになっています。

カットソー:無印良品
ベイカーパンツ:GUNG HO

好感度抜群の白シャツ×ベイカーパンツコーデ

好感度抜群の白シャツ×ベイカーパンツコーデ 画像1

via:WEAR

鉄板の組み合わせ。安っぽい質感の白シャツとベイカーパンツでは成立しませんので、生地感と質感がいいアイテムでコーディネートをするのがルールです。あとはサイジングだけです。

シャツ:URBAN RESEARCH
ベイカーパンツ:GUNG HO

▽ワイドシルエットパンツ全般に合わせやすいスニーカー。ベイカーパンツも例に漏れず:

ヘビロテ候補。ベイカーパンツのおすすめブランドアイテム

ベイカーパンツの代表的ブランドは『ガンホー』や『オアスロウ』。ここでは、セレクトショップである『アーバンリサーチ』オリジナル、ショップ別注、クライミングパンツの代表格『グラミチ』、リーズナブルでコスパも十分の『コーエン』に絞っています。『Lee』や他のショップ別注もリリースされています。

GRAMICCI:LOOSE TAPERED PANTS

クライミングパンツディティールとベイカーパンツディティールをミックスさせたルーズシルエットがカッコいい1本。コットン100%タイプとウールタイプがあります。しかし、やっぱり履き込んで、ツイル生地に味が出ていく過程も楽しめるコットン100%がオススメ(押しつけてないですよ)。

Gramicci×DOORS:別注ベイカーパンツ

Gramicci×DOORS:別注ベイカーパンツ 画像
クライミングパンツのガゼットクロッチとウェビングベルトの機能と、ベイカーパンツディティールを混ぜたありそうでなかった限定の別注モデル。ハリのある生地感も相まって、カジュアルコーデにハマる一本。
Gramicci×DOORS
別注ベイカーパンツ

FORK&SPOON:ベイカーパンツ

FORK&SPOON:ベイカーパンツ 画像
特別な一本!というわけではなく、太すぎず、細すぎずのオーセンティックなサイジングのベイカーパンツ。『アーバンリサーチ』の新しいハウスブランドで、今後の展開にも期待。

coen:リップストレッチテーパードベイカーパンツ

coen:リップストレッチテーパードベイカーパンツ 画像1
coen:リップストレッチテーパードベイカーパンツ 画像2

丈夫でワークテイストも十分のリップストップコットンのベイカーパンツ。リーズナブルな価格以上にパフォーマンスを発揮する、大人の男性のカジュアルコーデの味方。シューズは重いモノじゃなく、軽いスリッポンやサンダルで。

coen
リップストレッチテーパードベイカーパンツ

orslow:ファティーグパンツ/ベイカーパンツ

orslow:ファティーグパンツ/ベイカーパンツ 画像
orslow:ファティーグパンツ/ベイカーパンツ 画像2

『オアスロウ』定番の40年代のミリタリーパンツ初期型モデルのベイカーパンツ。現代に合わせた股上、シルエット、生地感など改良されたデザインは、新しさとヴィンテージ感をミックスした着こなしに。

orslow:
ファティーグパンツ/ベイカーパンツ

GUNG HO×URBAN RESEARCH:別注ベイカーパンツ

GUNG HO×URBAN RESEARCH:別注ベイカーパンツ 画像
クラシックデザインと、質実剛健なもの作りで信頼を誇る『ガンホー』と『アーバンリサーチ』の限定モデル。タックをなくし、ソリッドな印象を強く残すディティールとヘリテージ感が魅力の一本。

春夏だけじゃなく、オールシーズン使える丈感と素材感もナイス。

GUNG HO×URBAN RESEARCH
別注ベイカーパンツ

URBAN RESEARCH DOORS:Tapered Baker Pants

URBAN RESEARCH DOORS:Tapered Baker Pants 画像1
URBAN RESEARCH DOORS:Tapered Baker Pants 画像2

ヴィンテージ感あふれるデニム生地バージョンと、打ち込みの良いツイル生地のカーキバージョンの2種類。ウエストはゴムになっていて、イージーパンツ仕様に。

シルエットもテーパードを強めにして、ワイドながらもルーズすぎないサイジングになっていて、こなれた着こなしも簡単に。ヘビロテもしやすいラクな穿き心地もポイント。

Dickies:綿ナイロンリップウエストスピンドルリラックスベイカーパンツ

現代風にリプロダクトされたベイカーパンツは『ディッキーズ』らしい、強度が極めて高いリップ素材を使い、ミリタリーテイストを弱め、チノパンと同等に穿けるようにデザイン。

ウエストにはスピンドル(ヒモ)があり、ベルト無しでも着用できるようになっています。定番のチノパンとは違う、洗練された生地感もグッドな1本。

Dickies
綿ナイロンリップウエストスピンドルリラックスベイカーパンツ

ROKX×GUNG HO:ファティーグパンツ

クライミングパンツのファッション性と機敏性の『ロックス』とタフで頑強なベイカーパンツが強みの『ガンホー』のコラボベイカーパンツ。新たな定番コラボとして注目のボトムス。

『ロックス』のウェビングベルトとバックポケットにある『ガンホー』のブランドタグも程よいアクセント。

▽合わせて読みたい:

Thumbnail by:MAGASEEK:URBAN RESEARCH DOORS Tapered Baker Pants

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