アディダスの人気はとまらない。一時期はアディダスの経営が落ち込み厳しい時期があったが乗り越え、スポーツシーンとファッションシーンに返り咲いた。
アディダスは、ドイツのダスラー兄弟の弟である「アドルフ・ダスラー」によって作られた。兄と共に創業した「ダスラー兄弟商会」という正直な名前であったが、後に仲違いによる兄の離脱もあり自分のあだ名であった(アディ・ダスラー）から改名。
経営ビジョンが原因だけじゃなく戦争背景もあり、兄弟の仲は悪かった。兄のルドルフは「ダスラー兄弟商会」を去り、弟の工場とは反対に位置するエリアに「ルーダ」を創業し、改名しプーマに。このルドルフの脱退が現在のアディダス改名のきっかけと言える。
兄弟で世界トップクラスの同じ業種で、競合をしている企業を創業し、多くの優秀な人を巻き込んで成長したというのも…
創業者のアドルフは1978年に死去。息子と妻によって引き継がれ、現在では一族関係はほぼ関係なくなっている。アディダスの日本法人代表はポール・ハーディスティという人だが、頭がちょっと薄い、いい感じのおじさんという印象しかない。
それでは、過去のアディダスの流れをある程度分かっていただいたところで、ファッションシーンも圧巻するアディダスのジャージとスニーカーを使ったメンズコーデを紹介する。
アディダスアイテムで人気はジャージとスニーカーアイテム
当然といえば当然。ファッションスタイリングを第一に考えるなら、取り入れやすいのはこの2つだ。
ジャージの場合はトラッカージャケットとトラッカーパンツ、スニーカーならスタンスミス、スーパースターの２モデルだ。
他にもファッションスタイリングに使えるアディダスアイテムはあるので、他の人とあまり被りたくない人は、アディダスオリジナルスシリーズ、アディダスネオの中から「これはあまり使っている人を見ないぞ！俺が着るしかない！」と、いうのを勝手に探してみるといいだろう。
アディダスジャージとスニーカーアイテムをそれぞれ、上手にコーディネートするコツ
adidas CENTURY / adifansnet
アディダスのジャージアイテムは、他のファッションジャンルを組み込むこと。アウトドア、ワーク、アメカジ、ストリート、ハイエンドなどだ。
アディダスのスニーカーの場合は、単純に着こなし自体が良ければなんでも良い。ちなみに、アディダスのスニーカーは80年代のアメリカ西海岸エリアのヒップホップグループ(ダボダボファッションではなく、自然体で緩い)に愛用者が多かった。
ヒップホップのダボダボイメージは、ニューヨークなどのマッチョな東海岸スタイルの影響が強すぎたためである。(２０００年代初頭の裏原系の影響もあるけど)
アディダス、アディダスオリジナルス、アディダスネオのブランドの違い
adidas / Phixaakh
こんがらがってしまう人もいるかもしれないので、ザックリと書いておく。
・アディダスはスポーツ製品、カジュアルまで幅広く展開。ロゴは三角ライン。
・アディダスオリジナルスは、８０年代のヴィンテージラインとフューチャーリスティックなアイテムを展開する。ロゴは三つ葉マーク。
・アディダスネオはアディダスとアディダスオリジナルスの中間といった具合。ロゴはテキスト、三本線が多い。
アディダスメンズファッションコーデ：ジャージ×ブラックスキニーデニムパンツ
via：WEAR
ボトムス：ZARA
スニーカー：アディダス オリジナルス
ベルト：Y-3
ストリート感を強めに出して、スポーツ感を薄めながらも馴染ませているアディダスジャージとスニーカーの着こなし。
さりげなく見える、『Y-3』のベルトがイイカンジに嫌らしくてナイス。
『Y-3』はヨウジ・ヤマモトとアディダスのデザインと機能性をミックスしたコラボレーションブランド。価格はするが街で着やすいアイテムが揃う。
adidas ORIGINALS トラックジャケット
アディダスオリジナルスらしい、タイトフィットでスマートなサイジングになっているトラックジャケット。自分のファッションジャンルにスポーツカジュアルをミックスしやすいアイテム。
アディダスメンズファッションコーデ：ジャージ×ミリタリーシャツ×パーカー
via：WEAR
ジャージ：アディダス オリジナルス
スニーカー：アディダス スーパースター
街着ファッションで一番浸透しているアディダスジャージパンツのコーディネートの形。スキニーに近いシルエットのアディジャージパンツは人気も高い。
adidas Originals SST CUFFED TRACK PANTS
アディダスのクラシックなトラックパンツを、現代に合わせたエラスティックのカフ裾、フィッティングよってスタイリッシュにカムバック。
アディダスメンズファッションコーデ：ジャージ×ルーズデニムパンツ
via：WEAR
ボトムス：リーバイスレッド
スニーカー：オールスターハイ
リーバイスレッドのルーズデニムにタイトめなアディダスオリジナルスのブラックジャージでシンプルなアメカジAライン。この力の抜け感がいい。余計なモノがない。
アディダスメンズファッションコーデ：ジャージ×アメカジ
via：WEAR
ジャージ、スニーカー：アディダス
今の最新アディダスアイテムじゃでない雰囲気の着こなしは、ヴィンテージのアディダスアイテムを着用。古着屋で見つけると高いのが多い。
フランス生産のアッパーが細身になっている８０年代のスタンスミスなどは２万円から３万円くらいする。状態がいいともっとする。
アディダスメンズファッションコーデ：赤ジャージ×赤マッチコート×リーバイス
via：WEAR
ボトムス：リーバイス
スニーカー：アディダス マッチコート
いい味がでたリーバイスのデニムパンツの勝利。色落ち加減、リペアの跡がリアリティがあってナイス。
アディダスのスニーカーはアメカジファッションにも合うし、スタイリッシュ感を加味してくれる。
アディダス スケートボーディング マッチコート
よりスケボー用にブラッシュアップされ、ウォーリーなどのトリックに対応するディテール、履き心地、グリップ力、耐久性になっている。プロスケーターはスポンサーのスニーカーを色々履いている。
アディダスメンズファッションコーデ：ジャージ×ピンクパーカー×スポーツストリート
via：WEAR
ジャージ：アディダス
スニーカー：アディダスオリジナルス ガゼル(またはガッツレー)
ルーズなのにだらしなくない！大人のルーズコーディネートになっている。キャップと短髪の清潔感をコーディネートに馴染ませているのがポイント。
アディダスオリジナルス ガゼル
スタンスミスやスーパースターよりも小さめのサイズ感になっている。足の幅や甲の高さで変わるので、実際に一度履いてみて確認を。ちょっと大きい場合は中敷きでカバーする。
アディダスメンズファッションコーデ：ジャージ×夏リラックスストリート
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ジャージ：アディダス オリジナルス
サンダル：Teva
旅行のリラックススタイルもちょっとおしゃれにキメたいときに、アディダスオリジナルスのトラックパンツは重宝する。こういう時はピタピタは遠慮しよう。適度なゆとりがある方が適切。
[テバ] サンダル HURRICANE XLT
![[テバ] サンダル HURRICANE XLT](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/811CksC5PhL._UL1500_.jpg)
日本のストリートシーンで大ヒットをかまして、数年経った定番となっているサンダルブランド。キーン、チャコと悩むメンズも多いだろう。
どこでもいいよといいたいが、テクニカルならキーンとしか言いようがない。テバとチャコはライトなファッションスタイルを求めるメンズが多い印象がある。
アディダスメンズファッションコーデ：スニーカースポーツミックス
via：WEAR
スニーカー：アディダス
男気がある着こなし。ワーク感、アメカジ感をアディダスで中和。トップスとボトムスの適度なサイジング感がナイス。
アディダスメンズファッションコーデ：ベーシックアメカジスポーツ
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ボトムス：RED CARD
スニーカー：アディダス スーパースター
ニットキャップ：BAYFLOW
タウンユースカジュアルだなぁと思うお手本的。飛び抜ける着こなしじゃなく、ベーシックで軸がしっかりしているメンズのアディダスジャージのコーディネート。
アディダスメンズファッションコーデ：モノトーンコーディネート
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ジャージ：アディダス
スニーカー：yeezy
キャップ：Supreme
スケボーがライフスタイルのメンズにもいいアディダスジャージパンツ。シュプリームのキャップを選んだり、モノトーンにするなど細かい色合わせがいい。
アディダスメンズファッションコーデ：ストリートワークミックス
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ジャージ：アディダス オリジナルス
スニーカー：アディダス オリジナルス
キャップ、バッグ：Supreme
真似しやすいメンズが多いのでは？タウンユースでもいいし、アウトドアアクティビティーにも対応するリラックスコーデにもなっている。
アディダスメンズファッションコーデ：ウールワイドブラックパンツ×コラボアディダスニーカー
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ボトムス：MONKEY TIME
スニーカー：adidas by RAF SIMONS Ozweego Bunny
なんかイイ。落ち着きのあるカジュアルな大人のコーディネート。この方は洋服が似合うなぁ〜。
アディダスとラフシモンズのスニーカーと言えば、スタンスミスが代名詞。このスニーカーモデルはフューチャリスティックなスポーツデザイン。
アディダスメンズファッションコーデ：スポーツ×ストリート×ワーク
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ボトムス、帽子、スニーカー：アディダスオリジナルス
ブルーのアディダスオリジナルスのパンツとワークデザインのシャツジャケットの組み合わせ。スポーツ感とワーク感が見事にミックスされていて、馴染み感がスゴイ。
さりげなく、帽子の白、スニーカーの白、シャツジャケットのブルーと白、ジャージの白とブルーも統一。
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