まずは、定番のアメカジ(ワーク、ミリタリーも含む)を取り入れたアグリカジュアルから
農業スタイルにファッション要素を取り入れても、肝心のファッションの知識や経験がないと、おしゃれには見えない。なぜなら、ファッションは西洋の文化なのだからだ。今の日本のファッションシーンも延長の流れで今に至る。
そうであれば、基本的なファッションセンスがないと、おしゃれな農作業着を着ても、「どこか、なにかが足りない」と首をかしげる結果になるのではないだろうか。そこで、まずはアメカジである。単純かつシンプル、カジュアルなのでコーデに迷うことはほとんどないと思う。
リーズナブルなブランドから、ハイエンドなブランドまで様々なアイテムがリリースされているので、イメージを掴んでいけたらと思う。アメカジを覚えると、ラフなキャンプスタイル、バーベキューにも応用が効き、アウトドアファッション、アグリカジュアルにもつながっていく。
定番であるジーンズ。ここは今っぽいシルエットを入れていこう
ナチュラルな色落ちがカッコイイ
上糸と下糸のカラーテンションに細心の気を配り、ヴィンテージジーンズのような色落ちと風合いになっている。タウンユースだけじゃなく、農園にも気兼ねなく履いていける。ストレッチが効いていないので、男らしい無骨さがアメカジ感を演出。
わかりやすさがイイ。軽く羽織るシャツ
定番は持っておく。
アメカジといったらブロックチェック柄、ウエスタンディティール、フランネルシャツをイメージする人がほとんどだ。昔みたく、野暮ったいシルエットではなく、身体にフィットする形だと、抵抗がなく着れる。日本人の体型に合わせてあるのも、全体のシルエットバランスが取りやすい。
キレイめコーデからラフコーデまで。
リーズナブルな価格のシンプルなオックスシャツで、慣れてきたら是非とも挑戦して欲しいプレーンなアイテム。アメカジ、トラッドテイストのファッションコーデにも使えるので、バリエーションが広がる農業的なファッションが楽しめる。
デニムonデニムでもイケる。
デニムシャツは、チノパンツ、ワークパンツ、スラックス、ジョガーパンツ、リブパンツ、ブラックジーンズ、グレージーンズなどが合わせやすいが、デニムonデニムスタイルでもいい。農業という農園環境だとさらに映えるだろう。
Nudie Jeans(ヌーディージーンズ) デニムシャツを見る
重ね着にも使える。パーカー
ジーンズ、ベストとの相性も◎。
とりあえず持っておけ！というくらいの定番アイテムであるパーカー。ポイントは素材感である。いかに、古着感、こなれた感を感じさせるパーカーなのかが大きな分かれ目と言える。あまりにもスポーティだったり、都会的な素材感だとアメカジ感はだしづらい。
アメカジ感を出せる定番シューズ
キャンバススニーカーの王様的存在。オールスターハイカット
説明不要といってもいいが、アウトドアのライフスタイルの流れで、コンバースオールスターハイカットの人気は街中だけにとどまらない。
アメカジブーツの懐的存在。レッドウィング
一度は見たことがある人大多数。レッドウイングのブーツは簡単にアメカジファッションを作ってくれる。人気の理由はデザインがカッコイイのももちろんだが、タフな耐久力のある強さを感じるからだ。その魅力にハマる男性は数知れず。
スニーカーブームの火付け役。ニューバランス
アップルの故スティーヴ・ジョブズを思い浮かべる人も多い、ニューバランスのスニーカー。こちらはM998のUSまたはUK生産のモノだ。アジア生産モデルは価格がリーズナブル、復刻とはいえ、本来の細かいディティールが違う。本格的な復刻モデルが欲しい人はUS/UK生産を選ぼう。
アグリカジュアルファッションはこのようになる
都市型向けのアグリカジュアルスタイルアイテムは基本、アメカジで完成する。
Lv3(レベル3)編集部のピンタレストには、アグリファッションカテゴリー、ファームファッションカテゴリーを細分化してブックマークしてある。イメージが湧くと思うので覗いてみて欲しい。
