農業の種類【露地野菜】独立がしやすい魅力と大きい3つのメリット

露地野菜の大きなメリットは3つ

メリット1:初期投資が低く参入しやすい

農業で今後、新規独立を考えている方にとって大きいのが初期投資の低さ。元々、譲り受けた土地ですでに土壌と果樹に代表される木がある方は別として、新たに始めるなら、路地野菜がいいだろう。

理由の1つとして、収穫まで数年かからない、大きな設備投資が規模によるが必要ないことも多い。(もちろん、土地は前提として、種や肥料、資材などの細かい器具は必要)

メリット2:栽培品目が多いこと

これは、多くの野菜にチャレンジができ、一年中需要のある野菜を一通り作れることだ。定番のキャベツ、トマト、大根などの他に、レストランなど用にメジャーじゃない野菜を卸すことも可能だ。

自分だけの販路拡大、コネクションの拡大は、やりがいのある仕事になる。

メリット3:年間で比較的安定して収穫できる

果樹などのように、収穫時期が一年を通して決まっているとは違い、多くの野菜を作ることができるので、キャッシュフローも安定しやすい。自分が管理する土地で四季折々の旬の野菜を春夏秋冬別に栽培も、地域によって可能だ。

これは大きな部分で、資金繰りに困るリスクは出来るだけ避けるのが王道。補助金頼りの気持ちはなるべく持たないで経営をしていくのが大事だ。それが大きな経営基盤である証拠になる。

路地野菜で代表的な作物

キャベツ、大根、レタス、白菜が一般的だ。長野などの高山地での栽培は有名。トマト、きゅうり、ナスなども作れるが露に弱く、すぐにダメになってしまうため、収穫時期は限られる。

収穫時期が常にある程度あるように、計画的に栽培をすれば、キャッシュフローも安定しやすいし、スーパーなどで契約をする際も有利になる。

市場ルートは減少傾向。契約販売、直売が増加傾向。

8割近くはセリ市場を経由するが、流れとしてはスーパーなどの直接契約販売、土地での直売、あとは農家達が運営するファームマーケットでの直売ルートがある。これも年間を通して収穫できると、購入するユーザーからも信頼と信用を得られる。

これまで書いたとおり、新規独立者にとっては、他の農業の業種に比べるとリスクとハードルは低いと言える。

最後に。路地野菜農家のスケジュール例

栽培する品種によって変わる。あくまで参考までに。レタス農家では午前の3時に収穫をする。これは袋詰めをする時間帯が日中になるため、できるだけ冷やしておき、鮮度を保つ意味がある。

露地野菜の年間スケジュール(例)

作形や品種により異なります。

露地野菜の1日の仕事の流れ(例)

06:30~07:00 起床、朝食
07:00~07:30 出勤
07:30~08:50 朝礼、作業準備
08:50~12:00 農作業、収穫、一般管理
12:00~13:00 昼食
13:00~17:30 農作業、選別、出荷など
17:30~18:00 夕礼、片づけ、日誌の記入
18:00~19:00 退社、買い物
19:00~21:30 夕食など
21:30~22:00 入浴
22:00~06:30 就寝

via:第一次産業ネット

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Vegetables / matsuyuki

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